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「国家資格 柔道整復師」「ナチュラリゼーション認定中級トレーナー」取得の体操競技指導者が今まで以上に健康になる方法や関節痛や慢性痛などの痛みを改善する方法、美しいスタイルを取り戻す方法、アスリートがパフォーマンスアップする方法について書いています。

アキレス腱の痛みは自分で治せる! セルフケアで完治させる方法

こんにちは!

 

今日はアキレス腱の痛みを自分で治す方法を紹介していきたいと思います。

 

アキレス腱が痛くなるとつらいですよね…

 

アキレス腱が痛くて走ったりジャンプが出来ない方、なかなか痛みが引かない方、痛みは軽減しているものの完治していない方はぜひ最後まで読んでいただきたいです。

 

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画像引用https://www.foottrainers.net/

 

 

目次

 

●アキレス腱の痛みは自分で治せる

結論から言いますと、アキレス腱の痛みは自分で治せます。

 

走ったり、ジャンプをするだけで痛くなるのは、辛いですよね…

ひどい場合は、歩くだけも痛むこともあります。

 

病院や整骨院に行っても、なかなか良くならないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

整骨院などで治療をしてもらった後は楽になって日常生活では痛みはないが、運動をすると痛みが出てしまうという方も多いのではないでしょうか?

 

運動をして痛みが出てしまう原因は、対症療法しかしていないからです。

 

運動をして痛みが出ないようにするためには、根本治療をするしかありません。

 

このブログでは、痛みの原因を根本から治療し、セルフケアで完治させる方法を紹介していきます。

 

アキレス腱に痛みがない、本来の自由な体を取り戻しましょう!

 

 

●アキレス腱とは?

アキレス腱とは、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋肉から踵骨(かかと)に繋がる腱の部分のことを言います。

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画像引用

http://www.jinlab.jp/support/body_1sports_1exercise22.html

 

アキレス腱の役割としては、ふくらはぎの力を足首に伝えることです。

ふくらはぎに力が入ると足首は底屈(ていくつ)します。

 

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画像引用https://kansetsu-life.com/comm_dict_pro/result.html?l=

 

 

アキレス腱が切れてしまうと足首は動かせなくなってしまいます。  

 

 

では、一度自分のふくらはぎをギュッとつまんでみてください。

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画像引用

https://www.google.co.jp/amp/s/mycarat.jp/articles/562.amp

 

足首が動くのがわかりますか?

ふくらはぎをつまんで足首が動かなければ、アキレス腱を断裂している可能性が高いです。

 

アキレス腱が断裂していると、下の動画の右足のように足首は動きません。

アキレス腱が断裂しているかを確認するテストをトンプソンテストと言います。


アキレス腱断裂【トンプソンテスト】

 

トンプソンテストが陽性(足首が動かない)の方は、病院を受診してください。 

 

アキレス腱が痛いけど、トンプソンテストが陰性(足首が動く)の方は断裂していないので安心してください。

 

 

●なぜアキレス腱が痛くなってしまうのか?

アスリートの方なら練習量の多さや筋肉の硬さ、 主婦の方なら歩きすぎなどが原因で痛くなると言われています。

 

アキレス腱はふくらはぎから繋がっているため、ふくらはぎが硬くなってしまうとアキレス腱は痛くなりやすいです。

走ったり、ジャンプしたりするとふくらはぎの筋肉を使うので、疲労が溜まってくるとアキレス腱に痛みが発生します。 

 

 

●一般的な治療法

  • ふくらはぎに疲労が溜まり筋肉が硬くなるとアキレス腱が痛くなるので、安静にして負担を掛けないようにしましょう。
  • アキレス腱に炎症が起きているので、炎症を抑えるためにアイシングをしましょう。
  • ふくらはぎの筋肉が硬くなっているので、マッサージストレッチを行い筋肉を柔らかくしましょう。
  • アキレス腱をサポートするようにテーピングをしましょう。

 

などと言われる事が多いです。

 

 

 

 

これらの治療法で完治しましたか?

 

 

完治した方はこれらの治療法を続けてみてください。

 

 

しかし、痛みは軽減したけどまだ痛みが残っている、運動すると違和感が残っているという方も多いのではないでしょうか?

 

 

どうしてなのでしょうか?

 

 

 

それは根本治療ではなく、対症療法にしかなっていないからです。

 

練習量が多いからといって、同じ練習をしているチームメイト全員がアキレス腱を痛めますか?

 

痛めないですよね。

 

そういう時、体の強さが違うなどと言われたりします。

 

確かにそうかもしれません。

 

でも、体が弱いからといって痛みが長引き、練習出来ないのはつらいことです。

 

 

アキレス腱を痛める人には、共通の動きのクセがあるのです。

 

この動きのクセを改善しない限り、痛みは完治しません。

 

 

●アキレス腱の痛みを完治させる本当の治療法

アキレス腱が痛くなるということは、アキレス腱に負担がかかっているということなのです。

 

このアキレス腱への負担を減らさない限り、痛みは完治しないのです。

 

 

では、どうすればアキレス腱に負担を掛けずに運動出来るのでしょうか?

 

 

 

それは、アーチを使うということです。

 

人間の足にはアーチが存在します。

 

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画像引用https://www.kurashinoclinic.jp/entry/2018/10/27/060000

 

足のアーチを使えずにアキレス腱ばかりを使って走ったり、ジャンプしたりするのでアキレス腱が痛くなるのです。

 

 

松本先生はTwitterでこのようにおっしゃいます。

https://twitter.com/matsujun0218/status/1219569046246395905

 

 

 

ではどうすればアーチを使えるのか?ということなのですが、ジャンプする際や走る際に出来るだけかかとを高く上げて、親指で地面を蹴るということです。

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画像引用http://mountain-top.jugem.jp/?day=20151128

 

このかかとが上がったポジションで親指を使って地面を蹴ることにより、アーチは高くなり、アーチで跳ねることが出来る様になります。

 

これを足の指に力が入らず、足首の動きだけで蹴って走ったり、ジャンプしたりするとアーチは使えず、アキレス腱を痛めやすくなります。

 

アーチを使うためには、足の指が動く事が前提となります。

あなたの足の指はしっかりと動きますか?

ぜひ、確認してみてください。

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●アキレス腱の痛みを完治させる2つのセルフケアメニュー

ここまで紹介させていただいたように足首ばかりが動き、足の指が動かずにアーチが使えないとアキレス腱が痛くなるという事はご理解いただけたでしょうか?

 

それでは足の指を動かし、アーチを使えるようになる2つのメニューを紹介していきたいと思います。

 

メニューの2つとも京都にある松本じゅん接骨院の松本先生が考えられたナチュラリゼーションからです。

 

①クラシックダイナミックアーチ


ナチュラリゼーション3.0 8月初級

 

腕で引っ張るのではなく、足の親指で地面を蹴って前に進みましょう。

小指側で蹴らないように気をつけて行いましょう。

 

この運動を行う事で足の指の正しい動かし方を身につけ、アーチが使えるようになります。

 

初めは10メートルを3セットくらいで良いかと思います。

慣れてきたら量を増やしていきましょう。

 

終わった後に歩きやすい感じ、脚が勝手に前に進む感じが出ればOKです。

 

 

②ダイナミックアーチ


自分で出来るダイナミックアーチ療法

 

出来るだけかかとを高く上げ、親指で踏ん張るようにしましょう。

ダイナミックアーチを行う事で足の骨は正しい位置に整い、足のアーチのバネを最大限に発揮する事が出来ます。

 

初めは30秒を3セットずつくらいで良いかと思います。

 

慣れてくれば、時間を増やしていきましょう。

 

この運動が終わった後に足が軽い感じやジャンプがしやすい感じが出ればOKです。

 

 

歩く際や走る際、ジャンプする際には親指で地面を蹴ることでアーチが使えるようになり、アキレス腱の痛みは軽減する上にパフォーマンスもアップします。

 

まずは歩き方から確認してみましょう。

歩き方が変わらないのに、運動時の動きは変わりません。

動きが変わらない限り、痛みは完治しません。

継続してメニューを行う事で自然と動きは変わり、痛みは無くなります。

コツコツと頑張りましょう!

 

 

●まとめ

  • アキレス腱が痛くなる原因はふくらはぎの筋肉の硬さが原因である。
  • 一般的な治療法は安静、アイシング、マッサージ、ストレッチ、テーピングなど。
  • アキレス腱が痛くなる本当の理由は足の指が動かず、アーチを使えていないから。
  • アキレス腱の痛みを治すためには足の指を動かし、アーチを使えるようにする事。
  • 完治させるメニューはクラシックダイナミックアーチとダイナミックアーチである。
  • 動きが変わる事で自然と痛みは無くなり、パフォーマンスまでアップする。

 

という事でした。

いかがだったでしょうか?

 

聞いた事がなかった内容も多かったかもしれません。

 

アキレス腱が痛くて思いきって練習が出来ない、スポーツが出来ないというのはつらい事です。

 

ですが、今日お話しさせてもらった内容を理解していただきメニューを継続する事で痛みは徐々になくなっていき、思いきって運動が出来るようになることを期待しています。

 

痛みがあるからといって、運動が出来ないとあきらめる必要はありません。

 

体は今からでも変化していきます。

 

あなたがアキレス腱の痛みを完治させて自由な体を取り戻し、思いきって運動が出来ることを期待しています。

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

質問がある方は、コメント欄まで!

オンライン治療も始めましたので、気軽にご相談ください。

 

 

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色々なセルフケアメニューをして、自由な体を取り戻したい方はぜひご覧ください!

 

参考文献

石坂正大,大好崇史,秋山純和:足趾圧迫練習が内側縦アーチに及ぼす影響.理学療法科学22(1):139-143,2007

徳王丸香織,高橋真,関川清一•他:長腓骨筋と後脛骨筋のエクササイズが踵上げ動作に及ぼす影響について.体力科学(2009)58,387~394

https://ameblo.jp/matsujun-sekkotsuin/entry-12142447779.html?frm=theme

https://ameblo.jp/matsujun-sekkotsuin/entry-12125859855.html?frm=theme

https://ameblo.jp/matsujun-sekkotsuin/entry-12125056000.html?frm=theme