疲労骨折は足に多く発生し、疲労骨折になってしまうと歩くだけでも痛いですよね…
疲労骨折も正しく治療しないと痛みが悪化してしまったり、再発してしまったりします。
今回は痛みが再発しない『正しい疲労骨折の治し方』を紹介します。
痛みを治して、痛みが出ない体を取り戻しましょう。
画像引用https://www.run-net.com/archives/50
目次
1,疲労骨折は正しく治療しないと危ない
結論から言うと、疲労骨折は正しく治療しないと危ないです。
危ないと言うのは、治らない可能性があるからです。
痛みがあるのに無理に運動を続けていると手術しなくても治るはずだったものが、手術しないと治らないという状態になってしまいます。
また、正しく治療しないと再び同じ場所が痛くなってしまったり、別の場所が痛くなってしまったりします。
正しく治療して再び痛みの出ない体を取り戻しましょう!
2,疲労骨折とは
疲労骨折は、1回の大きな力で骨が折れる通常の骨折とは異なり、同じ部位に小さな力が少しずつ加わることで発生する骨折です。慢性的なスポーツ障害のひとつで、ランニングやジャンプなど、同じ動作を繰り返すスポーツ選手に多くみられます。
疲労骨折が厄介なのは、痛みがあっても運動を続けられる点です。最初のうちは骨にわずかな亀裂が入った程度でも、無理してプレーを続けていると、やがて完全な骨折に至ります。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.healthcare.omron.co.jp/pain-with/fracture/stress-fracture/より引用
疲労骨折が起こりやすい部位
下の図をご覧いただいてお分かりの通り、疲労骨折は下半身に多く発生します。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.healthcare.omron.co.jp/pain-with/fracture/stress-fracture/より画像引用
3,なぜ疲労骨折になってしまうのか
- 練習量が多い。
- 体が硬い。
- 筋力が弱い。
などが原因で疲労骨折になると言われています。
本当にそうなのでしょうか?
僕の答えとしては「半分正解だが、半分間違っている」です。
疲労骨折とは読んで字の如く、「疲労」して「骨折」するのです。
『疲労』というのは、骨にストレスがかかっていることです。
運動をすれば、もちろん骨にストレスはかかります。
では、運動をすれば全員が疲労骨折を起こしますか?
そんなことはあり得ませんよね。
チームで同じメニューをこなしているのに、なぜ疲労骨折になる人とならない人がいるのでしょうか。
その答えは『体の使い方』です。
体の使い方が悪くて、骨(同じ場所)にストレスが過度にかかってしまうと疲労骨折になるのです。
4,疲労骨折の正しい治し方
疲労骨折を治すには「患部の治療」に加えて、「正しい体の使い方」を取り戻さなければいけません。
正しい体の使い方を取り戻すことで、再発しない体になっていきます。
患部治療
- 安静
- 患部に過度な負担をかけない
- 患部周辺(筋肉)のコンディションアップ
基本的にはこの3つだと考えています。
場合によっては整骨院などにある超音波治療を受けることで、早く治っていきます。
正しい体の使い方
正しい体の使い方と言われてもザックリし過ぎていて、イメージしづらいですよね。
答えだけを言うと『全身の連動性を高める』ことです。
足を疲労骨折してしまう場合は足だけでなく、股関節や上半身にも問題があります。
股関節や上半身が連動して動けないことにより、足ばかりに負担がかかってしまって疲労骨折するというパターンも多くみられます。
なので、足の疲労骨折でも足だけでなく、股関節や上半身を動かすメニューを行わなければいけません。
股関節や上半身が上手く動かせるようになると再発しづらく、他の場所も痛くなりにくい体へ変わっていきます。
ケガをしている時期しか出来ないこともたくさんあるので、前向きにリハビリを行なっていきましょう。
復帰した時には、以前よりもパフォーマンスアップした状態で復帰できますよ!
では、具体的にどんなリハビリをしたらいいの?と思われた方。
申し訳ありません。
こればかりは、一人一人状態が違うのでアドバイスは出来ません。
「自分の体をチェックしてほしい」という方はコメント欄までお願い致します。
5,まとめ
- 疲労骨折とは、運動などで疲労がたまり骨折してしまう状態。
- 疲労骨折は下半身に多い。
- 疲労骨折になってしまう原因は、体の使い方が悪くて同じ場所にストレスがかかってしまうから。
- 疲労骨折を治す方法は「患部の治療」と「正しい体の使い方」を取り戻すこと。
- 正しくリハビリを行うことで再発のリスクを下げ、他の場所も痛くならい体へ変わっていく。
- ケガから復帰した時には以前よりパフォーマンスアップしている状態を目指せる。
といことでした。
正しい疲労骨折の治し方とは「患部の治療」だけでなく、「正しい体の使い方」も練習しましょう。ということでした。
いかがだったでしょうか?
今回はこのメニューをするといいよ!ということは伝えれませんでしたが、疲労骨折を治す考え方については知っていただけたと思います。
この考え方を知っているかいないかだけでも、ケガに対する考え方が大きく変わってきます。
ぜひあなたもケガを早く治して、今まで以上に活躍できることを願っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
自分の体を見てほしい!という方はコメント蘭までお願い致します。
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