こんにちは!
今年は暖冬と言われているものの、寒い日もありますね。
寒い日が続くと動くのが辛くなりますね。
冬になると足がよくつる(こむら返りする)という方も多いかと思います。
早朝やスポーツ中に足がつってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
足がつってしまうと痛いですし、しばらく動けないですよね…
今日はそんな方のために、足がつってしまう原因と足がつらないようにするための改善方法と予防策を紹介していきたいと思います。
画像引用https://epark.jp/epark-report/kusuri/how-to-cure-cramp/
目次
●足がつるってどういうこと?
寝ている時(特に早朝)や運動中に足がつったりしませんか?
足がつるというのは、筋肉が収縮し続けているということなのです。
筋肉は本来、収縮(縮み)⇔弛緩(伸び)するものなのですが、収縮し続けることで痛みが発生します。
画像引用
http://gooens.com/_m/amami_collum/2017/09/4410/
上の図の左側は収縮時、右側は弛緩時とイメージするとわかりやすいと思います。
足がつっている状態とは、左側の図のように常に収縮し続けている状態なのです。
●足がつってしまう原因とは?
では、なぜこのように足がつってしまうのでしょうか?
一般的には、
- 筋肉の疲労(長時間立っていたりすると)
- 水分不足(水分補給をしない)
- 血流障害(運動不足)
などがあると、
筋肉の収縮⇔弛緩を上手に行えなくなり、足がつると考えられています。
●足がつった時の改善方法
皆さまは、足がつった時どのように対処されていますか?
- ひたすら我慢する。
- ふくらはぎをさする。
- ふくらはぎをマッサージする。
- ふくらはぎを伸ばす。
などでしょうか?
1番良いのは、ふくらはぎを伸ばすことです。
画像引用http://www.livest.net/real/2747.html
サッカー選手などのスポーツ選手がこのようにしているのを見たことがある方も多いと思います。
これは足がつっているのをストレッチを行い、筋肉を伸ばしているのです。
このストレッチはスポーツ選手だけでなく、主婦の方やスポーツをされていない方にやってもらっても問題はありません。
先ほどまで説明させて頂いていた通り、足がつるということは筋肉が収縮し続けているということなのです。
よくつるのは、ふくらはぎ(下腿三頭筋)という筋肉です。
画像引用http://www.jinlab.jp/support/body_1sports_1exercise22.html
ふくらはぎの筋肉は足首まで繋がっており、足首を動かすことでふくらはぎの筋肉も動くのです。
画像引用https://kansetsu-life.com/comm_dict_pro/result.html?l=
この図は足首を見ている図なのですが、つま先を伸ばすことを底屈、つま先を上げることを背屈と言います。
底屈するとふくらはぎの筋肉は収縮、背屈すると伸びます。
つっている状態は筋肉が収縮している状態なので、足首は底屈していくのです。
それを背屈させて、ふくらはぎの筋肉を伸ばすことが大切になります。
助けてもらえる方がいれば、サッカー選手のようにストレッチをしてもらえば良いのですが、1人の時はこのようなストレッチがオススメです。
つま先を持つかタオルをつま先に引っかけて、自分の方に引き寄せてください。するとふくらはぎの筋肉が伸びて、痛みがやわらぎます。
画像引用https://www.gentosha.jp/article/6183/
●足がつらないようにするための予防策とは?
筋肉(特にふくらはぎ)に疲労をためないことと血液の流れを良くすることです。
筋肉に疲労が溜まり、血液の流れが悪くなる原因に普段の立ち方と歩き方の姿勢の悪さが考えられます。
まず立ち方なのですが、この図のように骨で体重を支えなければいけません。
骨で体重を支えるとは、赤丸で示しているラインが真っ直ぐになることです。
画像引用http://shinobugaoka-seikotsu.com/youtsu/
この図のように膝が曲がり姿勢が崩れてくると骨で体重を支えられず、腰やふくらはぎに負担がかかってしまいます。
画像引用http://fukushisoken.blog113.fc2.com/blog-entry-257.html?sp
次に歩き方なのですが、左の図のように後ろの脚が伸びるように歩くことがポイントです。
この時に後ろの足(左足首)が底屈し、ふくらはぎの筋肉が働きます。
ふくらはぎの筋肉が働くことで、血流が良くなります。
右の図のように後ろの脚が曲がっていると足首は動かず(底屈出来ず)、ふくらはぎの筋肉は働きません。
ふくらはぎの筋肉が働かないと血流は良くなりません。
画像引用
https://bikyaku.mikara.jp/contents/walking/walkinglesson1/
ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれおり、ふくらはぎの筋肉が働くことにより血流が良くなるのです。
画像引用https://pukupuku.amamin.jp/e657547.html
歩き方についてはこちらの記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。
kojimagym.hatenablog.com
●足がつらないようにする2つの予防策
ここまで説明してきたように足がつらないようにするためには、筋肉に疲労をためないことと血流を良くすることです。
そのためには立ち姿勢と歩き方を改善しなければいけません。
①立ち姿勢を改善するメニュー (ナチュラリゼーションの顎ワーク)
こちらの動画は京都にある松本じゅん接骨院の松本先生によるものです。
この運動を行うことにより、自然と姿勢が良くなります。
姿勢が良くなることでふくらはぎに疲労はたまらず、足がつりにくくなります。
この運動が終わった後に体が軽い感じや呼吸がしやすい感じが出ればOKです。
またこの運動を行うことで口呼吸ではなく、鼻呼吸が出来るようになります。
人間は本来、鼻で呼吸しなければいけません。
口呼吸では口が乾燥してしまい、水分不足になります。
水分不足になると足がつりやすくなるので、この顎ワークを行い鼻呼吸が出来るようになることで、水分不足にならず足がつりにくくなります。
口呼吸と鼻呼吸について詳しくはこちらをご覧ください。
kojimagym.hatenablog.com
②歩き方を改善するメニュー (ナチュラリゼーションのクラシックダイナミックアーチ)
こちらの動画も京都にある松本じゅん接骨院の松本先生によるものです。
この運動を行うことにより自然と歩く姿勢が良くなり、スムーズに歩けるようになります。
この運動ではふくらはぎだけでなく、足の指も使って前に進むので歩き方が自然に良くなり、血流も良くなるので足がつりにくくなります。
この運動が終わった後に歩きやすい感じや前に自然と進む感じが出ればOKです。
●まとめ
- 足がつるということは筋肉が収縮し続けているということ。
- 足がつる原因は筋肉の疲労、水分不足、血流障害などが考えられる。
- 足がつってしまった場合はストレッチを行うのが良い。
- 足がつらないようにするためには、立ち姿勢と歩き方を改善するべき。
- セルフケアで顎ワークとクラシックダイナミックアーチを行うことで立ち姿勢や歩き方が改善され足がつりにくくなる。
ということでした。
いかがだったでしょうか?
足がつるのに顎ワーク?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、足がつらないようにするポイントは普段の立ち姿勢と歩き方を変えることです。
顎ワークとクラシックダイナミックアーチをすることで自然と体は変化していきます。
足がつらなくなるだけでなく、体にとって様々な良い変化が出てきます。
今までにない、痛みのない自由な自分の体を取り戻すことが出来ます。
ぜひこの機会にセルフケアを行ってもらい足がつらないようになれば嬉しく思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
質問がある方は、コメント欄まで!
オンライン治療も始めましたので、気軽にご相談ください。
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足がつらないようにするメニューだけでなく様々なメニューがあるので、ぜひこの機会に体験してみてください。