こんにちは!
今日は腱鞘炎について話していきたいと思います。
腱鞘炎になると手を動かすだけで痛みますし、辛いですよね。
今日はそんな方のために腱鞘炎についての解説と自宅で出来る改善メニューを紹介していきたいと思います。
画像引用https://best-legal.jp/tendonitis-industrial-accident-15559
目次
- ●腱鞘炎は治ります
- ●腱鞘炎とは?
- ●腱鞘炎になっていないかチェックしてみよう!
- ●腱鞘炎の一般的な治療法
- ●腱鞘炎になってしまう本当の理由と完治させる考え方
- ●自宅で出来る完治させるの治療法
- ●まとめ
●腱鞘炎は治ります
結論から言いますと、腱鞘炎は治ります。
腱鞘炎になると、手を動かすだけで痛みが出たりして辛いですよね…
いろんな治療法を試してみたけど、治らなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、このブログを読むことであなたは「完治」に向けての第一歩を踏み出しました。
このブログでは、その場しのぎの対症療法ではなく、根本から完治を目指す、根本治療をセルフケアで行っていただく内容となっております。
手が痛いのは、もうイヤですよね…
痛みのない本来の自由な手を取り戻しましょう。
●腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは別名ドケルバン病とも言い、親指(手首)にある腱鞘に炎症が生じることを言います。
腱鞘とは、腱を包む鞘(さや)のことを言います。
画像引用https://www.karadajuku.net/2019/07/09/
腱鞘炎になりやすい方の特徴として、妊娠出産期の女性や更年期の女性、スポーツや仕事で指をよく使う方に多いと言われています。
●腱鞘炎になっていないかチェックしてみよう!
それでは、自分が腱鞘炎になっていないか下の図のようにチェックしてみましょう。
画像引用https://ameblo.jp/168156113221060/entry-12353354573.html
どうでしょうか?
意外と手首から親指にかけて痛みがあった方も多いのではないでしょうか?
痛みがある方は腱鞘炎になっている可能性があります。
最近ではスマホの触りすぎなどで痛みがある方も多いのではないでしょうか?
そんな方も心配ありません。
これから解説していく内容を理解し実践していただければ、自然と痛みは引いてきます。
●腱鞘炎の一般的な治療法
一般的な治療法としては、
- 腱鞘の中を通る腱が硬くなっているので、腱や筋肉を柔らかくするためにマッサージを行いましょう。
- 親指を動かすと痛いので、日中はテーピングで固定し動かさないようにしましょう。
- 就寝時は親指を動かさないように装具で固定をしましょう。
- 痛みが強い場合は注射をして様子をみましょう。
などと言われることが多いです。
これらの治療法を試されてどうでしたか?
これらの治療法で完治しましたか?
完治された方はこのような治療を継続してください。
逆に完治していない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
- マッサージしてもらった後は楽になるが、時間が経つと痛みが出てきてしまう。
- テーピングをすると痛みはないが、家事中に邪魔になり外すと痛みが出てしまう。
などと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どうしてなのでしょうか?
それは…
対症療法しかしていないからです。
マッサージやテーピングなどは対症療法なのです。
マッサージやテーピングをして痛みを軽減させるのは間違いではないと思いますが、痛くなった原因が解決されないまま完治したと思って、今まで通り作業をしてしまうと痛みを繰り返すのは当たり前なのです。
痛くなったからマッサージやストレッチをするのではなく、なぜ痛くなってしまったかを考えなければいけません。
確かに妊娠出産期の女性や更年期の女性、スポーツや仕事で指をよく使う方に腱鞘炎は多いです。
ですが、全員が痛くなるわけではないですし、何と言っても痛いのは仕方ないと諦める必要はないのです。
痛くなる原因が解決されれば、自然と痛みは消えていくのです。
●腱鞘炎になってしまう本当の理由と完治させる考え方
腱鞘炎になってしまう理由は、普段の指の使い方にあります。
間違った使い方を繰り返し行うことによって、腱鞘炎になるのです。
正しい使い方だと負担はかかりにくく、腱鞘炎になるリスクを抑えてくれます。
では、普段から正しく指を使えているかチェックしていきましょう。
手をグーにしてみてください。
出来ましたか?
貴方のグーはどのグーでしょうか?
A
B
C
正解はAが正しいグーなのです。
Aのグーになっていましたか?
BやCのグーになっていた方もいらっしゃると思います。
BやCのようなグーをしてしまうとCM関節という親指の付け根の関節に負担がかかり、腱鞘炎になりやすいのです。
普段から物を掴む際はAの正しいグーを行うようにしましょう。
またグーの仕方により脳の発達が変わってくると斎藤公子先生はおっしゃられています。
斎藤公子先生は保育園の先生で、子ども達の発達を良い方向に導く素晴らしい先生だったそうです。
詳しくはこちらの本に書いています。
手のことだけでなく、子ども発育についても詳しく書かれています。僕自身もこの本を読んで、いろいろな発見がありました。小さいお子さんがいらっしゃる方にはぜひ読んでいただきたいです。
もう1つはグーの仕方だけでなく、パーをするということです。
大きく手を開けますか?
大きく手を開けないと、腱鞘炎になるリスクが高くなります。
普段はあまり手を大きく開くことはないと思いますが、意識して手を開く練習もしてみましょう。
いかがだったでしょうか?
正しくグーができない事と普段から大きく手を開かないことが腱鞘炎になる本当の理由だと僕は考えています。
この2つのことを理解し日常の動作を変えていかない限り、完治は難しいと思います。
初めは慣れないかもしれませんが、意識して継続するうちに慣れてくると思います。
さらに、この2つとそれ以外にも改善メニューがあるので紹介していきます。
●自宅で出来る完治させるの治療法
先ほどお伝えしたように物を掴む際のグーの仕方に注意してもらう事と手をパーにする練習をしましょう。
その2つとともにこの動画のメニューも行ってみましょう。
この動画は京都にある松本じゅん接骨院の松本先生が作られたナチュラリゼーションからです。
①手を着くワーク
このワークで手の筋肉をストレッチしましょう。
手にもたくさんの筋肉があり、硬くなってしまうと腱鞘炎や手首の痛みなど様々なトラブルが発生してしまいます。
しっかりとこのワークを行い、手を柔らかくしましょう。
②指クルクルワーク
指は本来、5本ともバラバラに動かなければいけません。
親指(腱鞘炎)の痛みの原因は、他の指にあるかもしれません。
このワークを行い、5本の指がバラバラに動くように練習しましょう。
③手ブラブラワーク
出来るだけ力を抜いてこのワークを行いましょう。
力んでしまって、なかなか上手くできない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日常で力んだままだと腱鞘炎になりやすいですし、何より疲れやすいです。
このワークを行い、出来るだけ無駄な力を抜く練習をしましょう。
さらにこのワークでは肘の動きも良くなります。
肘の動きが悪いと腱鞘炎になりやすいと言われています。
少しの空き時間でも出来るワークですので、積極的にやってみましょう。
この動画の3つのメニューをすると腕が軽くなり、手が動かしやすくなっていませんか?
この3つのメニューを継続して行い、楽な自然な体を取り戻しましょう。
日常では、物を掴む際のグーの仕方に注意し、時々パーの練習も行いましょう。
すると自然に痛みは消えてくると思います。
初めは辛いかもしれませんが、頑張って継続して行うようにしましょう。
●まとめ
- 腱鞘炎とは、親指(手首)にある腱鞘に炎症が生じることを言う。
- 腱鞘炎になっているかは、アイヒホフテストで判断が出来る。
- 腱鞘炎になってしまう原因は、日常の物を掴む際のグーの仕方や大きくパーができないから。
- 一般的な治療法はマッサージやテーピングなどだが、根本治療でないため完治は難しい。
- 完治させる治療法は、日常の手の使い方を気をつける事と自宅で出来る手を着くワーク、指クルクルワーク、手ブラブラワークを継続する事。
ということでした。
いかがだったでしょうか?
聞いたことがない話も多かったと思います。
腱鞘炎がひどくなると辛いですし、病院に行くと手術しないといけないと言われることもあります。
ですが、治らないと諦める必要はありません。
諦めずに治ると信じて頑張っていきましょう。
ぜひこの機会に今日紹介した内容を理解いていただき、メニューを継続していただければと思います。
「痛みなく、笑顔で毎日過ごせること」を願っております。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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