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「国家資格 柔道整復師」「ナチュラリゼーション認定中級トレーナー」取得の体操競技指導者が今まで以上に健康になる方法や関節痛や慢性痛などの痛みを改善する方法、美しいスタイルを取り戻す方法、アスリートがパフォーマンスアップする方法について書いています。

【ストレッチしても背中が柔らかくならない方必見!】背中を柔らかくする2つのポイント

背中が柔らかいっていいですよね。

自分も背中を柔らかくしたいと思ってストレッチを頑張っているけど、柔らかくならない…と悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

今日はそんな方のために、背中を柔らかくする2つのポイントを紹介します。

柔らかい背中を取り戻しましょう!

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画像引用https://www.yogaroom.jp/yogahack/p/4421

 

目次

 

1,背中は柔らかくなります

結論からいうと、背中は柔らかくなります。

今までストレッチを頑張ってきたけど、なかなか柔らかくならなかったという方も心配ありません。

なぜなら、背中を柔らかくするポイントは、背中を反らすことでも丸めることでもないからです。

背中を柔らかくする2つのポイントは、

①背骨の側屈(横に倒す動き)の可動域UP

②姿勢の改善

 

この2つのポイントを知っておけば、あなたの背中も柔らかくなっていきます。

あなた本来の柔らかい背中を取り戻しましょう!

 

2,背中が柔らかいとは?

前屈・後屈・側屈(左右)・回旋(左右)の6方向の可動域が広いことを背中が柔らかいと言います。

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画像引用

http://lowbackpain15.seesaa.net/article/438992792.html

 

3,背中が柔らかいメリット

  • 日常生活で無理なく動ける
  • アスリートのパフォーマンスアップ
  • 怪我する確率を下げてくれる
  • 疲れにくい

などなど

 

4,背中を柔らかくするためには? 

背中にある筋肉を柔らかくすることです。 

背中にはたくさんの筋肉があります。

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画像引用 ネッター解剖アトラス原書第6版p171.172より

これらの筋肉を柔らかくすることで、背中は柔らかくなっていきます。

 

筋肉を柔らかくするためには、先ほど説明させていただいた背骨の6方向の可動域を広げることです。

その中でも、特に大切になるのが側屈です。

人間の背骨の形では側屈が基本の動きで、前後屈・回旋は応用の動きとされています。1)

一般的なストレッチは前後屈の動きがメインとなっておりますが、初めにしないといけないのは側屈のストレッチなのです。

側屈の可動域が広がることで、他の前後屈・回旋の動きも柔らかくなってきます。

 

背中の筋肉を柔らかくするもう1つのポイントは、姿勢です。

人間は生活をしている限り、常に自分の体に重力がかかっています。 

正しい姿勢だと筋肉は硬くならないのですが、悪い姿勢だと筋肉が硬くなってしまいます。

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画像引用http://studio-b-meister.com/news/2014/06/1208.html

人間の背骨は横から見るとS字になっています。

このS字の状態は良い姿勢で、この姿勢だと背中にの筋肉は硬くなりにくいです。

しかし、左の図のような姿勢だと筋肉は硬くなりやすいです。

真ん中の良い姿勢を身につけることが大切です。

ですが、意識して良い姿勢になろうとすると逆に体が疲れてしまう心配があります。

これから紹介するメニューに取り組むことで、あなたも自然と良い姿勢を取り戻すことができます。 

 

ここまでを簡単にまとめると、背中を柔らかくするためには

①側屈の可動域を広げる。

②正しい姿勢(S字)を取り戻す。

ということでした。

それでは、背中を柔らかくするメニューを紹介していきます。

 

5,背中を柔らかくする2つのメニュー

①側屈ストレッチ

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うつ伏せになり、体を横に倒しましょう。

息は止めずに、鼻呼吸で行いましょう。

脇腹あたりが伸びていたらOKです。

左右30秒ずつ×2セット

このストレッチが終わった後に体が軽い感じ、息がしやすい感じなどがあればOKです。

継続することで少しずつ側屈の可動域が広がり、背中が柔らかくなっていきます。

 

②顎ワーク(正しい姿勢を取り戻す)


ナチュラリゼーション2.0 1月

痛みのない範囲で、出来るだけ口を大きく開けていきましょう。

このメニューも鼻呼吸で行いましょう。

5回×2セット

このメニューが終わった後に体全体が軽い感じや息がしやすい感じ、姿勢が良くなった感じがあればOKです。

継続することで正しい姿勢(S字)を取り戻すことが出来ます。

すると自然と背中も柔らかくなっていきます。

 

これら2つのメニューは京都にある松本じゅん接骨院の松本先生が開発されたナチュラリゼーションの一部です。

ナチュラリゼーションを行うことで、体のあらゆる不調がなくなっていきます。

詳しくはこちらをご覧ください。

kojimagym.hatenablog.com

 

6,まとめ

  • 背中が柔らかいとは、6方向の可動域が広いこと。
  • 背中が柔らかいメリットとは、体が疲れにくいなどたくさんある。
  • 背中を柔らかくするためには、背中の筋肉を柔らかくすること。
  • 背中を柔らかくする2つのポイントは、側屈の可動域を広げることと正しい姿勢を取り戻すこと。
  • 側屈の可動域を広げるためには、側屈ストレッチ。
  • 正しい姿勢を取り戻すためには、顎ワーク。
  • 2つのメニューを継続することで自然と背中は柔らかくなっていく。

ということでした。

いかがだったでしょうか?

 

普段は体を横に倒す側屈の動きはほとんどしないと思いますが、側屈ストレッチを行うことで徐々に背中は柔らかくなっていきます。

また顎ワークを行うことで自然と姿勢は良くなり、背中だけでなく、体全体が柔らかくなっていきます。

 

側屈ストレッチと顎ワークは家でも出来るメニューですので、継続していただければ嬉しく思います。

メニューを継続して柔らかい背中を取り戻した『あなた』に出会えることを願っております。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

質問がある方はコメント欄までお願いいたします。

大阪での治療やオンライン治療もやっておりますので、気軽にご相談ください。

 

参考文献

1)犬塚則久:脊柱と椎骨の形態学.Spinal Surgery28(3)239-245,2014